2022.10.11

印刷Lab.で行うインサツビトによる印刷実験。
今回はインディゴ7Kを使って白い用紙に白いインキを刷る印刷実験を行いました。

用紙はヴァンヌーボV　ナチュラルを使用しています。
ヴァンヌーボV　ナチュラルはヴァンヌーボシリーズの中でも生成り色によった紙です。
ヴァンヌーボシリーズは印刷面にグロス感がでることが特徴のひとつですが、ナチュラルを使用すればグロス感がありつつ暖かい印象を与えてくれます。
今回使用したインディゴ7Kのホワイトインキはニュートラルな白さですので、ヴァンヌーボV　ナチュラルの白と差がでるのではないかと思いこちらの用紙を選択しました。

それでは早速印刷した仕上がりをご覧いただきましょう！

インキを重ねれば重ねるほどホワイトインキの白とヴァンヌーボV　ナチュラルの白の差がはっきりしていくのがわかります。

3回重ねると白い用紙への印刷でもはっきり絵柄が表現できます。
背景やちょっとした飾りなどで使用するのも面白いかもしれません。

今回は印刷実験ということで限界までインキを重ねて印刷したものも出力しています！
インディゴ7Kは一度に最大16色まで重ねて印刷が可能です。今回はトンボやサイズをスミで印刷しているため、スミ（1色）＋ホワイト（15回）＝16色の印刷を行ってみました。

早速ご覧いただきましょう。

先ほどご覧いただいたホワイトインキ3回印刷と比べても差は歴然です。今回実験をしたことで、インキを重ねていくと青白さを超えて紫色のようになるということがわかりました。

いかがでしょうか？
今回はヴァンヌーボVという印刷面にグロス感がでる用紙で実験を行いましたが、Aプランやマーメイドなど仕上がりがマットな用紙だとまた違った仕上がりになるかもしれません。インディゴ7Kでは1枚から印刷ができるため、気になった方は用紙違いでお試しいただければと思います。

ぜひ今回の実験結果を活用いただき、クリエイティブの幅を広げてみてください！

※インサツビトでは黒い用紙に黒いインキを印刷した研究レポートも公開しています。
　よろしければこちらもご覧ください！
「黒い紙に黒インキで印刷してみた」