スミベタとリッチブラックの差
2026.01.07

インサツビトが行う印刷実験。
今回はデジタルオフセットを使って「スミベタ」と「リッチブラック」の差を比べてみました。またスミベタを重ねていくとリッチブラックのような深みが出るのかも実験しました。
実験で使用したデータは、スミベタ(スミ100%)とリッチブラック(CMYKの掛け合わせ)の2種類です。リッチブラックはC50・M40・Y40・K100の掛け合わせです。
さらにスミベタを2回重ねた場合、16回重ねた場合も印刷しています。
実験に使用した用紙は「ヴァンヌーボV ホワイト」「マットコート」「モンテシオン」の3種類です。
ヴァンヌーボVは比較的どの印刷機とも相性が良く、発色が良いとされている用紙です。
マットコートは一般的によく使用されている用紙で印刷面に光沢があり上品な質感です。
モンテシオンは嵩高紙に分類されラフな質感が風合いがあり、ZINEにもよく使われます。
用紙によっても質感に差が出るため今回は3種類の用紙を使用しました。
それでは早速結果をご覧いただきましょう!
まずヴァンヌーボV ホワイトです。







続いてマットコートです。







最後にモンテシオンです。







スミベタとリッチブラックの仕上がりには差がありました。リッチブラックは4色使用している分細かい表現がきれいな印象です。スミベタと比べて深みが出ています。特にモンテシオンはスミベタとリッチブラックの差がわかりやすい仕上がりでした。
スミベタを重ねていくとリッチブラックに近づくかという実験は、重ねてもリッチブラックのような深みはでませんでした。スミベタを重ねても同じ位置の色が濃くなるだけのため、濃くはなりますがシャープさや深みはありません。
いかがでしたでしょうか?
スミベタとリッチブラックは画面上ではわかりにくい差のため今回の実験の結果が少しでも参考になれば幸いです。
今回の実験結果を活用いただき、クリエイティブの幅を広げてみてください!
〇過去に投稿している黒いベタの印刷実験の記事もよろしければご覧下さい。

