印刷レポート

2022.03.25

印刷Lab.でインサツビトによる印刷実験

以前、OPEN HOUSEなどで「試作や小ロットでのパッケージ製作にも最適ですよ!」とはお伝えしていましたが、「じゃ〜いったいどのぐらいの大きさのものができるの?」って思いますよね。というわけで、このぐらいのサイズの用紙にこのぐらいのサイズの物ができます!ってのを実際やってみましょう!


印刷用紙サイズは317×469mm(菊四裁)です。
こちらがIllustrator上のデザインデータです。
あくまでも「架空ブランド」のデザインです!笑
※英文とか適当なので文字校スルーでお願いします…

緑色ラインがカット部分、水色ラインが折り筋部分

用紙:チップボールα 270g/㎡(L判23.5kg・厚み約0.35mm)
仕様:立方体ワンタッチ底化粧箱
組み立てサイズ:90×90×90mm
展開サイズ:380×263mm
色数:スミ+リッチブラック+ホワイト2回


緑色ラインがカット部分、水色ラインが折り筋部分

用紙:エースボール 350g/㎡(K判21.5kg・厚み約0.46mm)
仕様:直方体ワンタッチ底化粧箱
組み立てサイズ:60×60×250mm
展開サイズ:365.5×255mm
色数:CMYK


今回はカッティングプロッター機をつかってカットしたいと思います。
ちゃんと折り筋も入れられるので、金型作らなくてもトムソン加工と同等のカットができます。


そしてカットしたものがこちらです!!!!

本来切り落とされる「耳」をワザと残した状態にしています。


そ!し!て!組み立てたものが、

コチラになります!!!

板紙の風合いはオーガニックな商品のパッケージに似合うこと間違いなし!!

では瓶とサイズ比較してみましょう。

全然よゆーーー!

ジャム瓶とかこのパッケージサイズジャストほどの大きさってなかなか無いですから菊四裁サイズでも問題無しですね。茶葉とかグラノーラの外装パッケージにもいけそうですね。


次は直方体!

内容量300mlの瓶がピッタリ!!

そしてワンタッチ底なので重さのある物でもしっかりと底を支えています。

試作、テストマーケティング用、小ロットで作りたい時、部数コントロールが容易なデジタルオフセット印刷とカッティングプロッターのコンビは最強&最適ではないでしょうか!!!今回は菊四裁サイズを使いましたが、HP Indigo 7Kの最大用紙サイズは330×482mm(印字サイズ:317×464mm)なのでもう少し大きいサイズも可能です。形もわかりやすい物にしましたが、もっといろんな形を作ってみたくなりました!!

いかがだったでしょうか?アイデアソースに加えていただけたら幸いです。ではまた次回をお楽しみに!!!

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