印刷レポート

2022.05.24

印刷Lab.でインサツビトによる印刷実験

前回、デジタルオフセット印刷機に通るこのぐらいのサイズの用紙にこのぐらいのサイズの物ができます!ってのを実際やってみました。今回はまた別の小さいサイズのモノを作ってみました。では、やってみましょう!

今回は個包装されたチョコレートが数個入るぐらいの大きさを想定して作りました。
印刷用紙サイズは317×469mm(菊四裁)です。
こちらがIllustrator上のデザインデータです。

用紙:エゾマツクラフト こい茶(銅/Copper) 270g/㎡(L判23.5kg・厚み約0.35mm)
仕様:地獄底化粧箱
組み立てサイズ:136×75×31mm
展開サイズ:277×161mm
色数:ホワイト2回

今回は手作業でカッターでカットしますので、目安として断裁する罫線もホワイトインキで刷りました。

入稿用データに変換すると見た目はこうなります。

スウォッチに「White」という名前で特色をM100で設定します。


そして刷り上がったものがコチラになります!!!!

これぐらいのサイズなら菊四裁に2丁付できますね。

う、美しい仕上がり、、、

細い罫線(線幅0.2pt)もキリっと刷り上がっています。濃厚なホワイトインキが盛りっと載っています。
用紙はチョコレートのイメージで濃い茶色のものを、しかもオーガニックな雰囲気のものをチョイス!。このエゾマツクラフトという用紙、牛乳パックや古紙、ダンボールなどリサイクル再生パルプ100%使用で、表面にエゾマツを加工した際にでた端材を粉砕して散りばめて作られています。

では、頑張ってカッターナイフでカットしていきたいと思います。

よっしゃ!ミスなくうまくカットできました!(ふぅ…)
では次は組み立てていきましょう。

今回は「地獄底」という形を採用しました。ちなみになんでこんな物騒な名前が着いているだろうって思いませんか?それは、、、、「地獄の底に落ちたら抜け出せないだろう。つまり底から抜けられん、底が抜けん、よって地獄底だ。」え!?まじですか?!?!って思いますけどこういう事なんだそうです。前回のワンタッチ底よりは強度は落ちますが、貼り加工が少ない分、安価で強度もあります。

中身を蓋する部分はフック式に、持ち手の部分は封緘シールで留めるぐらいでいかがでしょうか?なかなか可愛く仕上がったと思います!※手作業なのでカット面の甘さはご容赦くaさzmぁsbざk…ゲフンゴフン

いかがだったでしょうか?アイデアソースに加えていただけたら幸いです。ではまた次回をお楽しみに!!!

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