2025.02.12
尾道ジンジャーシロップ・尾道ジンジャーチャイ 外装パッケージ
活用技術:LED-UVオフセット印刷

最終クライアント|イトク食品株式会社(公式サイト/Instagram)
デザイン|grab. 山田友和(公式サイト/Instagram)
仕様|パッケージ ワンタッチ底・首掛け中蓋付き
印刷・設計|インサツビト LED-UVオフセット 5c/0c
CMYK + マットニス仕上げ(表面保護目的)
用紙|気包紙U-FS ディープラフ K判 174.5kg
加工|空押し・トムソン型抜き
加工協力|板野紙工株式会社
有限会社マエダ箔押しセンター
広島の新しいお土産としてイトク食品さんから、以前弊社で制作していた「ひろしま食べる通信」でも特集した、尾道市向島の希少な“おのみち潮風生姜”を100%使用した「尾道ジンジャーシロップ」と「尾道ジンジャーチャイ」が誕生しました。カワイイ猫ちゃんのイラストが印象的なデザインはgrab. 山田さんによるもの!こちらの外装パッケージの設計と印刷を担当させていただただきました。
まずは、用紙と箱の大きさ、中蓋の設計をどうするかからのご相談でした。基本デザインは山田さんがご担当、内装設定をインサツビトで担当するというコラボレーションで進行しました。

設計では内包のビニールパックに合わせて大きさを決めましたが、説明文、品質表示など沢山の文字が入るため小さくなりすぎずちょうど良い大きさを模索。そして中のパックを固定する首掛け中蓋をつける事になり、この位置がなかなか難しかったです。結果セットもしやすく、取り出しも簡単と好評をいただけました。猫ちゃんが手悪さしているデザインがカワイイですよね!

そして用紙のセレクトについて、商品面部分に空押しができ、箱としての強度のある厚み、マットな仕上がりで、優しいラフな風合いが良いということでマーメイドがいいかなぁ〜とご希望されました。追加でこちらからは気包紙U-FSのディープラフをご提案させていただきました。ということで、まずは両方の用紙で本機による本紙色校正を行いました。

やはり表面の凹凸が大きい非塗工紙はインキのノリが悪すぎました、、、印刷機の印圧を最大まであげてやっとキレイに仕上がりました!


色校正紙を見比べていただいた結果、気包紙に決定しました!!
そして商品名部分は空押しもキレイに仕上がりました!!!




こちらのシロップは、「ヒロシマ・デパートメント」という広島の新しいお土産を開発するという企画から生まれた商品です。2024年1月15日から2月15まで広島駅ekie2階「夢百選」にて販売していました。


こちらの商品、オンラインショップでも購入可能です。売上の一部を保護猫活動に寄付されるという優しい仕組みの商品でもあります。ぜひぜひお買い求めていただけると幸いです。

イトク食品株式会社さんのオンラインストアからもご購入できます。


