2022.01.21
環境に配慮した用紙 その1 ―ニューズ―
印刷Lab.で行うインサツビトによる印刷実験。
今回は環境に配慮した紙への印刷実験を行いました。
(その他のシリーズはこちらから→「バナナペーパー」)
今回印刷した用紙は「ニューズ」というパッケージ用紙です。
こちらの用紙は牛乳パック古紙を50%以上使用しています。
具体的には牛乳パック古紙が50%以上、バガスパルプが20%以上配合されています。
※バガスパルプとは、サトウキビから発生する絞りカスを利用して作ったパルプのことです。
またパッケージ用紙のため厚紙でもあります。
見た目はでこぼこした感じがありますが、 実際に触れてみると柔らかさがありふわっとしたさわり心地です。持ってみると厚みはしっかりとあり硬さが感じられました。
ニューズの色展開は2色。牛乳パック古紙を使用しているためか名前も牛乳になぞらえて「ミルク」と「バニラ」となっています。ミルクは白色、バニラは黄なりの白です。どちらも暖かい感じのある色合いです。厚みがありつつ柔らかい手触りのため、パッケージはもちろんショップカードやポストカードにも合いそうな用紙です。
今回の実験では、こちらのニューズにインディゴ7Kで印刷をしてみました。
では早速仕上がりをご覧いただきましょう!
4色カラーも非常にきれいに印刷できています。
でこぼこした紙面にもしっかりインキがのっていることがわかります。
実験の結果、インディゴ7Kでも牛乳パック古紙を使用しているニューズを印刷することはできました。
いかがでしたでしょうか?ぜひ今回の実験結果を活用いただき、クリエイティブの幅を広げてみてください!