出張OPEN HOUSE -九州編-
2023.03.23
概 要
日 時:2023年3月9日[木]
時 間:14:00〜16:30
参加人数:13名
場 所:「古本とデザイン UMAYADANI TERRACE」パブリックスペース
ご縁繋がりで開催させていただいている出張版のOPEN HOUSE、今回はなんと九州は福岡へやってきました!
きっかけはUMA / design farmさんとの共同企画で実現した「クリエイターズセッション」、セッション企画で参加してくださったグラフィックデザイナー三迫太郎さんにお声がけさせていただくと「ぜひやりましょう!」と開催に向かって動きだしました。そこでご紹介頂いたのは九州ADC代表でカジワラブランディング株式会社代表の梶原道生さん。昨年の4月に事務所を移転されたばかりで、その場所は古民家を改装し、事務所、イベントスペース、古本屋(6月頃オープン予定)が1つになった「馬屋谷テラス」のパブリックスペースにて開催する事になりました。人を集めてイベントをするのにどのようになるか実験も出来るし、デジタルオフセット印刷にとても興味があるとご快諾いただけました。
当日はお昼に現地入りして、昼食に博多ラーメンでも食べようかと楽しみにしていたところ、、、平日なのになんだこの大行列は、、、あ、そうか春休みかーー!!どこのお店も満員&行列で、入れるお店が全然無くて焦りました。博多と言えば鶏もいいよねって事でなんとか美味しい親子丼を食べる事ができました。
そして、タクシーに乗って現地へ向かうわけですが、「ちょっとこれ以上は入れないですね…」と言われ重い印刷サンプルを抱えながら急な坂道を歩く事に…たどり着いた場所はなんとも絶景で素敵な古民家!!!
そして会場のパブリックスペースは素敵な和室!その中に梶原さんと三迫さんにお声がけ頂いた総勢13名もの方々が参加してくださいました。ほぼグラフィックデザイナーさん達で中には大分の活版印刷会社の方や印刷ブローカーの方もいらっしゃいました。
今回は岡山編とは違いインサツビト1号・2号ともに体調全快でしたので、広島の印刷Lab.と現地福岡会場を繋いでライブ配信でデジタルオフセット印刷機の機体説明と印刷デモンストレーションを行いました。印刷Labで刷ったものを「実は既に刷っておいた同じものを持ってきてまして…」という某料理番組のように出したところでひと笑いいただきました(笑)同時にLED-UV印刷機によるアルミ蒸着紙であるスペシャリティーズNo.312にCMYKだけで刷ったもの、ホワイトインキで白押さえしたもの、ホワイトインキだけで刷ったサンプルもご覧頂きました。
さぁここからは様々なサンプルと実際の事例を紹介の始まりです!「ひろしま食べる通信」の冊子を見て「発色すごっ!!」とどよめいたり、お馴染みの上質紙の発色の違いに驚かれたりと、反応は上々でした。
そして異素材系の透明フィルムやキャンバス地、はたまたタックシール紙にも印刷できる事、特殊インキのシルバー、透明、蛍光ピンク、ホワイトインキなど食い入るように見ていただけました。ちょっとしたパッケージなんかも出来る事にも皆さんご感心でした。
そしてここで出張OPEN HOUSEは一旦終了し、拍手のもとに終了しました。
すると梶原さんが「では、みなさんこの建物の案内をしますよ。」と言ってくださり、それはそれは素敵な事務所をご案内していただけたのです。まだ本は設置されてはいないのですが、もし近所に住んでいれば入り浸ること請け合いな感じで、デザインスペースやギャラリーもオシャレで創作活動が捗ること間違いない感じがしました。
「いや〜なんかこちらで働きたくなる環境ですね。」と言うと三迫さんが「え〜どんな人を雇いたいんですか?」と合いの手をいただき、そこで梶原さんが「僕は怒る人嫌いなので優しい人がいいですね。あと見積もり出来る人がいいかなぁ〜」と。なんとも柔らかいお人柄が出たお答えでした(笑)
今回は遠方の福岡での開催でしたが、皆さん勉強になったとご満足いただけたようで「みんなにもIndigo7Kの楽しさが伝わった気がします。このプレゼン方法いいですね!」とのご感想もいただけました。「熊本、大分、長崎にも興味ありそうな人いそうだから声かけときますよ」とまたご縁が繋がりそうで嬉しい限りです!!
ご協力いただいた方々、そしてご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。皆さまの今後のお仕事のアイデアソースになれれば幸いです。
ぜひ次回のOPEN HOUSEでお会いしましょう!ご参加お待ちしております。