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出張OPEN HOUSE -宮崎編 –

2024.08.01

会場の宮崎市民プラザ

概 要

日  時:2024年6月8日[土]
時  間:14:00〜16:30
参加人数:18名
場  所:宮崎市民プラザ 小会議室

ご縁繋がりで開催させていただいている出張版のOPEN HOUSE、熊本での出張OPNE HOUSE終了後にの窓口になっていただいた佐藤かつあきさんに、まだ九州で行っていない県のクリエイターさんをご紹介していただけませんか?とお願いしたところ、ご自身のInstagramで熊本OHの紹介と開催呼びかけをしてくださり、そこで手をあげていただけたのが、株式会社あふれる代表の河上仁士さんでした。当初は3月開催予定でしたが、こちらの日程の調整や会場の空きが合わずやっと6月に開催する運びになりました。

幅広いお仕事をされています。

当日宮崎入りをしたわけですが、

遠い、、、、、、

広島からまずは新幹線で鹿児島入します(3時間)。

そして鹿児島でレンタカーを借りてそこから高速に乗って宮崎入りしました(片道2時間)。陸の孤島と言われるだけあってたどり着くまで大変でした。しかし一大観光地だけに景色はキレイでした!(ずっと曇っていたので快晴だったらより最高だったろうなぁ、、、)

さぁ!会場に到着しました!!河上さんとご挨拶をし会場の設営開始です。

広くてとてもキレイな会議室です。

そして参加者の皆さんの到着です。

なんと総勢18名ものご参加があり、しかも河上さんから「いやー興味ある人多すぎてこれでも絞った方なんですよ」と。え!それなら2days開催できたんじゃないかと思ったのですがそれはあとの祭り…笑 中には元々インサツビトを知ってくださってInstagramなどをいつも見ていただいていて「いや〜掲載されていた実物が見れてやっとその良さを理解できました」と言っていただけました。

そしてビックリしたのが、株式会社あふれるさんに所属しているデザイナーさんで広島市立大学の卒業生さんがいて、しかも課題用作品の印刷の依頼をインサツビトにしてくれた方がいたのです!あの時を経て社会人になって名刺交換できたのはとても感慨深いものがありました。

まずはインサツビトのサービス内容や仕組みをご説明させていただき、UMA/design farmさんとの共同企画「CREATORS SESSION」のご紹介とともにプレゼント企画で作成したテストプリントも披露。「これとんでもない仕様ですね!」と会場がざわめいていました。

次は各回でも大人気の広島の印刷Lab.よりライブ配信でのデジタルオフセット印刷機の機体説明と印刷デモンストレーションです!

Zoomで広島と繋いでいます
感光体フィルムとブランケット

印刷デモンストレーションは、エゾマツクラフトこい茶にCMYKとホワイトインキでリアルタイムで刷り、事前に同じように刷った見本を見てもらいながら説明しました。

ここからは対話から生まれた印刷事例をご紹介!まずはLED-UVオフセット印刷機で印刷した冊子です!!

こちらは本機による本紙色校正も行った案件でしたので、その資料も持ち込んでのご紹介でした。「最近本紙色校正とかなかなかやらなくなったな〜」とか若手の方はそもそも印刷所での色校正の立合いも経験のない方々も多く、時代性を感じるご感想でした。

そして表紙はデジタルオフセットで印刷、本文はLED-UVオフセットで印刷という合せ技の冊子をご紹介!なぜそのような手法をとったのか?それはHPモザイクという1つのデザインから様々な1部分を切り出しランダムに自動生成する機能を使い、1冊1冊表紙デザインが違う表現をしたかったからなのです!!

最初皆さん気づかれておらず、説明すると「ええええええ!!!ホントだ全部違う!!!すごいですね!!」と話題騒然!相変わらずウケのよいHPモザイクの事例です。アプアロットさんデザインの「台湾迷倶楽部」の冊子(事例紹介はコチラ)は本文用紙が人気で「モンテシオン」ですよと伝えるとメモられている方が多かったです。

次にデジタルオフセット印刷の描画力を実感市ていただくために、写真集や紙面に写真を多く使っている冊子などをご紹介するとその美しさに驚かれスマートフォンで参考写真を取られていました。

そしてイラストレーターさんたちの作品集などは用紙のセレクトの対話、CLOUD GRAYにホワイトインキの回数を変えながら作家の表現したい色彩を対話しながら仕上げていったこと、でも部数は少部数でも作成できる事に皆さん聞き入っていました。

またマメイケダさんのカレンダー(事例紹介はコチラ)を見られ、本来ならドライダウンがひどい上質紙が、ありえないほどの発色の良さに驚かれ、その案件キッカケに繋がった画家 牧野伊三夫さんからの包装紙と商品ラベルのお仕事(事例紹介はコチラ)に発展した話には「マジか!」とどよめきが起こりました。

次はシルバーとMYを重ね刷りで様々なゴールドを表現できることをお伝えした上で、シルバーインキを使った事例を紹介!「そんな事ができるんだ!」と驚かれ、イラストレーターのセキサトコさんの「週報のような手書きの記録」(事例紹介はコチラ)やタダユキヒロさんの「Tako-Yaki silver print」(事例紹介はコチラ)には「かわいい〜」「かっこいい!」など反応は上場!!!

その流れから蛍光ピンクも単体で使うだけでなく、重ね刷りすることでお酒なのどラベルの印鑑部分のキレイな朱赤の表現ができることもご紹介しました。

最後に広島ならではの案件、牡蠣のスリーブケースのご紹介です。こちらは冬場に販売する「かきむすめ 雪見がき」(事例紹介はコチラ)というブランド商品。その表現から用紙は雪のような雰囲気を出したい、そして防水のためマットPP加工した上に箔押し加工をしたいとのオーダーで、最初はフリッターで箔押しのテストをしたものも持参し、完成品の気包紙との比較をしていただき、完成までの過程を感じ取っていただきました。

完遂したあと、「やっぱ印刷へのこだわりって大切だね」「なんか忘れていた気持ちを思い出したね」「なんかテンション上がってこの気持ちの中すぐデザインしたい」「全体予算の中で削るのってすぐ印刷費だったりするから小ロットでもこのクオリティが仕上がるなら凄いな」などなどみなさん興奮状態で感想をいただきました!ご紹介途中での様々なご質問が飛び交い、まさに「対話」をしながらの会になったと思います!!!河上さんの最後のまとめの言葉「どんな難題にもできないと言わない、できないなら別の提案をしっかりして納得してもらう姿勢が凄く、クリエイターとしっかり向き合って可能性をとことん追求する提案力も圧巻で、そのプライドや想いも勉強させてもらえた貴重な2時間でした。」もうこれにはこちらも感無量でした、、、、

終了後は皆さんとの懇親会もセッティングしてくださり、宮崎の美味しいご飯とお酒を頂きながらデザインや印刷、仕事あるある話しでとても楽しい夜になりました。

「第2回の勉強会も開催したいです!」とか、「インサツビトさんとはグラフィックトライアルみたいなことできそうじゃないですか?宮崎クリエイターで真っ先にやっちゃいましょうよ!!」と楽しすぎる話も飛び交いワクワクがとまりませんでした!

そして二次会はさらにディープ業界話しで盛り上がりました 笑

ご参加くださった皆さん!大変お世話になりました!!!今後の活動のアイデアソースになってもらえれば幸いです。

今回の内容もいかがだったでしょうか?全国のクリエイターの皆さん!次回のOPEN HOUSEでお会いしましょう!ご参加お待ちしております。

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