印刷レポート

2022.06.10

印刷Lab.で行うインサツビトによる印刷実験。
今回はインディゴ7Kで使える蛍光色を利用して実験を行いました。

インディゴ7Kで使用できる蛍光色は4色あります。
蛍光ピンク・蛍光イエロー・蛍光グリーン・蛍光オレンジです。

左から 蛍光オレンジ・蛍光グリーン・蛍光イエロー・蛍光ピンク

これらの蛍光色を使うことでCMYKでは表現できない範囲の色を印刷できます。インディゴは機械で印刷回数を変えることができるので、蛍光色も他のインキ同様にもう少し淡く、もう少し濃くといった調整が可能です。

今回はその蛍光色の2色を使って印刷をしてみました。
早速仕上がりをご覧いただきましょう!

左 蛍光ピンク 右 蛍光グリーン

今回実験で使用した用紙はヴァンヌーボV スノーホワイトです。
ヴァンヌーボVはインディゴと相性がよく、発色がとてもいい用紙です。そのためピンクとグリーンの蛍光感もしっかり感じられます。

ヴァンヌーボV スノーホワイト 名刺にもよく使用される紙です。

それではもう少し詳しく見ていきたいと思います。まずは蛍光ピンクを使った名刺からご覧ください。

蛍光ピンクはかなりはっきりした色です。

インディゴ7Kの蛍光ピンクは基本設定が2回重ねて印刷になっており、かなりはっきりとした蛍光ピンクになっています。そのためもう少し淡くしたい場合は1回で印刷することも可能です。

並べるとピンクがかなりの存在感です。

続いて蛍光グリーンを使った名刺をご覧ください。

蛍光グリーンはインディゴ独特の色です。

インディゴ7Kの蛍光グリーンも蛍光ピンク同様に2回重ねて印刷するのが基本となります。ご覧の通り蛍光ピンクに比べて淡い蛍光色ですが、CMYKでは表現できない蛍光の感じがしっかりあり、名刺のようにベタ面で使用すると存在感も発揮できます。

こちらも並べると蛍光色の存在感の強さがよりわかります。

いかがでしたでしょうか?

インサツビトでは蛍光色とホワイトインキ、シルバーインキを同時にお使いいただくことも可能です。(ただし蛍光色は1色での使用が基本となり、3色以上同時に使用することはできません。2色同時に使用されたい場合は要相談でお願いします。)

ぜひ今回の実験結果を活用いただき、クリエイティブの幅を広げてみてください!

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