2021.11.27
今回は厚紙印刷についての研究レポートです!
インディゴ7Kのスペックは紙厚0.07mm~0.55mmとなっていますが、スペックギリギリに近い厚紙に印刷した場合、インキの定着具合や給紙トラブルなどがないか実験をしてみたいと思います!
実験に使用した紙は3種類、1種ずつご紹介したいと思います。
まず最初はエースボールです!
茶色系の紙にうっすらといろんな色のつぶが入っています。
古紙特有ですね!
落ち着いた柔らかいイメージの紙です。
そして2つ目がカフェラテです!
この紙の面白いところは表裏で色が違うところです!
表面は模様の入った白、裏面は茶色となっています。
表の白がミルク、裏の茶色がコーヒーをイメージしてるらしくまさしく名前の通りカフェラテです!(笑)
そして3つ目がチップボールαです!
ネズミ色の紙で、触った感じ少しやわらかく腰がないように思います。
新聞古紙や雑誌古紙等を原料としているようです。
お気づきの方もいらっしゃると思いますが今回使用した紙はすべて大和板紙さんから出されている紙です!
大和板紙さんはネーミングもユニークで個性豊かな紙をたくさん出していらっしゃいます。
それでは早速印刷してみましょう!
まずはエースボール!
インキもしっかりと定着しています。
紙のつぶつぶ感が写真を引き立てています。
ベタだけではなく平網もつぶれることなくきれいに表現できています。
落ち着いた雰囲気に仕上がりました。
続いてカフェラテです。
表面の白いほうに印刷してみました。
カフェラテの表面の白さがあたかも白インキを引いたかのように写真が鮮やかにでています。発色もよくベタ面、平網とも綺麗に表現されています。
そして3つ目はチップボールです!
紙の地色である鼠色が落ち着いた雰囲気を表現してくれています。
インキの定着も問題なくイラストも綺麗に表現できています。
3種ともに問題なく印刷できました!
結果インディゴ7Kでは厚紙も綺麗に印刷することができると判明!
パッケージや名刺、スケッチブックの表紙などにいかがでしょうか?
皆様のデザインの一助になれば幸いです。