事例紹介

2022.07.05

活用技術:インディゴ7Kによる印刷

「広島個展用フライヤー」
Illustration・design りおた 様

今回は個展用に印刷したフライヤーについてご紹介させていただきます。

先日、広島駅前の蔦屋家電にて山口県で活動されているイラストレーターのりおた様が個展を開催されました。
「やまぐちイラストレーター4人の仕事展」へメンバーの一人が伺ったことがきっかけでインサツビトのことを知っていただき、その繋がりで今回の個展用のフライヤーの印刷を担当させていただきました。

※「りおたが広島個展するけぇの」会場の様子はこちら
(インサツビト公式Instagram投稿)
https://www.instagram.com/p/CfBXLiDPfCQ/?utm_source=ig_web_copy_link

※「やまぐちイラストレーター4人の仕事展」の詳細はこちら
(やまぐちイラストレーター4人の仕事展公式Twitter)
https://mobile.twitter.com/yiw4510ten

それでは早速ですが、フライヤーを詳しくご覧いただきましょう。

インディゴ7Kの発色の良さで赤色もきれいに印刷できています。

今回は、発色はよく表現したいけど例えばフライヤーをカメラで撮影した際に照明の反射で白飛びするような用紙は避けたい、程よい光沢はほしい、少し変わった用紙を使用したい…そのようなご相談をいただきました。
こちらを解決するためにインサツビトからは「キャピタルラップ」という用紙をご提案しました。

キャピタルラップは片面はつやつやとした用紙です。
裏面はざらっとしています。

キャピタルラップは白色系の片艶クラフト紙です。触ってみると片面は平滑でつるつるしており、もう片面は和紙のようにザラっとした優しい風合いです。薄い厚さのものは包装紙などに使われることが多いのですが、今回は単なるチラシとしてだけではなく、個展にお越しいただいた方にノベルティー的に持って帰っていただけるものとするため、キャピタルラップの中ではかなり厚手のものを使用しました。

実際の仕上がりはこんな感じです。

表面も裏面も綺麗な赤色を撮影できています。
平滑な面を手にもって撮影しても白飛びはしていません。

ご覧の通りキャピタルラップへ印刷したところ平滑な印刷面も白飛びすることなく撮影できるような仕上がりになりました。今回はご相談いただいた段階からSNSへの投稿時のことまでしっかり考えられていて、私たち自身も勉強になりました。今後は印刷物もそういった視点が必要かもしれません。

また色に関しては、Color Upと通常の印刷を試してご覧いただいた結果、通常の印刷で進めることになりました。Color Upの方が画面の赤色には近かったようですが、通常の印刷の赤の方が好きということでそちらに決めていただきました。
※Color Upとは?(研究レポートより)
https://insatsubito.jp/post-1434/

インディゴの赤は朱赤よりの赤色です。
裏面も沈むことなく赤色が印刷できています。

いかがでしょうか?
今回のように用紙の選定からご相談いただくことも可能です。

次回の事例紹介もお楽しみに!

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