CREATORS SESSION / Case 2 ミヤザキ

イラストレーター、アーティスト。1992年島根県⽣まれ、⼤阪府在住。イラストレーションの仕事と平⾏して、展覧会での作品発表にも積極的。どこか懐かしさを感じるスタイルや曲線を⽤いたシンプルな表現を得意とし、飽きのこない絵を⽬指している。

https://www.instagram.com/miyazaki1992/?hl=ja


セッションのため用意した作品


Process

花のイラストの⾊味はColorUpではなく通常のCMYKが好み。平川さんから「キャピタルラップで刷ってみたら包装紙のようで可愛いかも!」と提案があり、急遽キャピタルラップで刷ってみると…一同「かわいい!」。しかしミヤザキさんとしては、これだと文字を入れたくなるとのことで、⾃分のイラストだけで成り⽴つ仕上がりを目指すことに。今まで試したことのないことと、ミヤザキさんのイラストが「ステンドグラスみたい」との声があったことから、透明フィルムをチョイス。牛のイラストも捨てがたいとのことで、クラウドグレーに印刷。牧歌的で、⽜乳のおいしさを感じさせる雰囲気に。しかしやっぱりこちらも文字を入れたくなる…とのことで、最終チョイスは「花のイラスト×アクア(透明フィルム)」に決定!

Interview

今回の誘いを受けて体験前までの印象は?

インサツビトさんとクリエイターのセッションということで、印刷で遊び、その場で話し合いながら、作品の質を高めていく企画だと聞いていました。印刷に立ち会ったことがなかったので、始まる前はあまりイメージできていなかったのですが、色を変えるとか、印刷の仕方を変えることで、全く別のものを作っていくのかなと思っていました。


体験してみていかがでしたか?

マメさんは原画にいかに近づけるかを検討していましたが、私は逆に紙の質感や、RGBとCMYKを試して、どれが一番面白く見えるかというように、原画の良さを追求するというよりも、一番良く見える組み合わせを探すような流れだったので、ゴールの幅がすごく広いなと思いました。インクや紙を変えるだけではなくディテールを自由自在に、しかもその場で微調整できることを初めて知りました。


インサツビトを利用してみていかがでしたか?

すごく親身になってサポートしてくれて、その場で話して試すことができるのは新鮮でした。私はデザインや印刷の知識がないので、インサツビトのスタッフの中に印刷に詳しいデザイナーさんがいて、どうすれば良くなるかアドバイスしてもらえるのは有り難いです。そもそも自分の作品のクオリティーを印刷で追い求めることが初めてでした。彩度や解像度くらいしかこだわりがなかったかもしれません。だからデザイナーさんはこういったところにこだわるのだということも知ることができました。原画には原画の良さがありますが、原画を印刷という手法で「A4サイズの印刷物を良いものとして作るには」というまた別の観点からアウトプットするのが楽しかったです。ポスターも作ってみたい、透明シートで表現するのも面白いとか、自分の中で表現の幅が広がったと思います。

最終的にはアクア(透明フィルム)に決まりましたが、他の紙はいかがでしたか?

キャピタルラップもちょっとレトロな感じに見えて良かったです。包装紙や新聞みたいにテキストが入ったら、もっとグラフィックとして良くなりそうだなと。あの軽い感じも良かったです。牛のイラストも、牛乳パックを連想させるようなボール紙がイラストと合っていると思いました。

最終的に花のイラストをアクア(透明フィルム)に刷ることにした決め手は?

透明フィルムが珍しいと思って。他の人がやってないものとかをやりたくなったのと、花との相性が良かったのと。私のイラストをステンドグラスみたいだって言ってくださったのですが、まさしくそんなイメージ。いろいろ紙を試していると、どれもいいなと心がゆらいだのですが、最初の印象に戻ったという感じです。

完成作品
用紙:アクア(透明フィルム)

印刷会社やインサツビトに求めることは?

試し刷りができて、見比べることができるのはかなり魅力的だと思います。今回のセッションのように、リアルに話し合いながら仕上がりを確認するにはインサツビトさんがある広島まで来なければいけないのですが、サンプルがたくさんあれば、その距離を埋められるようになるかもしれませんね。






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